日本の城巡りブログ〜ぶらりBURARI〜

一乗谷 遠征

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登城日:2011年9月19日

丸岡城の次に目指すは、福井市の一乗谷(いちじょうだに)。戦国大名・朝倉(あさくら)氏が拠点としていた地です。

一乗谷は戦国時代の都市の遺跡です。しかし、天然の要害地形に守られた、大名の居館と武家の居住地を中心に形成される空間は、まさに「城郭都市」そのもの。「お城巡り」カテゴリーに含んじゃいます。

さぁ、福井市の市街地付近の蕎麦屋さんで、お蕎麦を食べて腹ごしらえ。一乗谷1

 

車の中での会話。「これから行く一乗谷って、どういう場所?朝倉氏って、何者なん?」「そうっすね…」

一乗谷は、越前国(今の福井県)の戦国大名である朝倉氏が、五代・100年に渡って拠点を置いた地です。京都や奈良から、戦乱を避けて多くの公家や僧侶がやってきた結果、北陸地方の文化の中心地として栄えることになりました

しかし、朝倉義景(よしかげ)の時代に、急速に台頭してきた織田信長と衝突。一方的に攻められまくって、天正元(1573)年に朝倉氏は滅亡。一乗谷も灰燼に帰してしまいます。

義景は、総大将でありながら一乗谷から全く出陣しない・信長を追いつめる絶好の機会を全力でスルーする・功績のあった家臣への恩賞をケチる…といった情けない体たらくで、大将の器ではなかったみたい…(-_-;)

「…ふ~ん。要するに、朝倉義景ってダメダメ大名やったわけやね。」「そうっすね。ヘボ大名。」

 

14時に到着!公園の管理事務所である一乗谷史跡公園センターは、和風な外観です。一乗谷2

 

訪問した当時、一乗谷はソフトバンクのCMのロケ地に使われていて、話題になっていました。犬のお父さんの出身地という設定。CMの情景を思い出しながら探索しましょう。

武家屋敷の垣根を復元しています!一乗谷3

 

記念撮影。パシャリ。スターマンが大集合。一乗谷4

 

こちらは、町人の居住地の復元。現地のリーフレットでは、復「原」という表記ですね。この記事では、復「元」の文字に統一します。

一乗谷5

 

 

あ、どうも。お邪魔します。

一乗谷6

 

500円で、昔の人のコスプレを楽しめます。鎧武者に変身!

一乗谷7

 

一乗谷の発掘調査は、昭和42(1967)年から進められ、戦国時代における都市生活の実態・当時の人々のリアルな生活ぶりが、次々と明らかになってきました。たいへん計画的な都市設計だったことや、生活水準が高かったことが分かっています

そして、遺跡の発掘成果を立体的・視覚的に再現するというのも、本当に素晴らしい試みです。近年、こういう体感型の展示手法が増えてきているみたい。

 

一条谷川の対岸から、復元エリアを望みます。現地に行けばよく分かるけれど、左右を山によって細長く囲まれた、まさに「谷」って地形してるんだよね。一乗谷8

 

一乗谷川は、谷の中央を縦断しておるのです。一乗谷9

 

ここは、諏訪館(すわやかた)跡庭園。朝倉義景の側室(そくしつ。要するに第二夫人です)の居館跡ですよ。真ん中の樹木の存在感。そして、微妙なポージング…一乗谷10

 

諏訪館に住んでいた側室は小少将(こしょうしょう)と呼ばれており、朝倉義景の寵愛を受けていました。伝承によると、義景はこの女性の魅力にメロメロになり骨抜きにされてしまい、一乗谷に引きこもりっきり、遊びほうけて政務も戦も顧みなくなったとか。

もしかすると小少将とは、朝倉氏の弱体化を狙って信長が送り込んだ「くノ一」だったのかも(…な訳ないか)。

復元エリアの対岸。西側には、朝倉義景の居館跡があります。土塁(どるい)と水濠で囲まれています。

一乗谷11

 

唐門(からもん)。これはもちろん、朝倉時代のものではなく、江戸時代に寺院の山門として建てられたものです。

一乗谷12

 

記念写真。パシャリ。

一乗谷13

 

背後の高台から、義景居館を見下ろす。建物の礎石跡を平面表示しています。一乗谷13

 

立派な館だったことは間違いありませんが、それでも正直、同時代の安土城などと比較すると見劣りしてしまう(-_-;) 信長のスケールがビッグ過ぎただけだ!…とフォローを入れておきますが、これでは勝てっこありません…

 湯殿(ゆどの)跡庭園。義景居館の背後の高台にある、石組みの庭園です。石の配置に、哲学性を感じませんか?え、感じない?

一乗谷15

 

16時前。そろそろ帰途に…という時に、まさかのアクシデント発生!地面の盛り上がりに、車が乗り上げてしまいました。なんで、こんなことになるんだよ…

一乗谷16

 

 

「…朝倉の呪いかな。」「誰やねん、ヘボ大名とかザコ大名とか言ったヤツは…」とか言いながら、必死に車を後ろから押す。

帰り道の途中、大雨に降られて大変でした(^_^;) すっかり日が暮れてからの帰宅になりました。

この2日間は、とっても楽しかった!一人旅でじっくりとお城や街を見学するのも一興ですが、仲間たちとの「ふれあい」「きずな」を感じる旅って本当に素晴らしい!また行きたいな(^_^)

 

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