日本の城巡りブログ〜ぶらりBURARI〜

金沢城 遠征(後半)

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金沢城遠征(後編)

金沢を扱った文学作品・映像作品・旅行案内の類いは、数多くあります。とりあえず、最近読んだ書籍を2つ紹介します。

まずは、平成26(2014)年に発行された、岩波新書『金沢を歩く』(山出保著)。著者は、平成2(1990)年から20年に渡って金沢市長を務めた人物です。単なる観光案内にとどまらず、金沢の歴史や伝統工芸、景観づくりの取り組みなど、幅広く取り上げています(もちろん、金沢城の紹介も!)。オススメの一冊だけど、ちょっとお堅い内容かも(^_^;) 岩波新書シリーズだしな…

もう一つは、『がきデカ』で有名な漫画家・山上たつひこの短編作品『黄金の国ジパング。おっさん3人が金沢を旅行する内容です。発表されたのが昭和58(1983)年…ってことは、30年以上昔の漫画かいな。当時の金沢の情景が伝わってきて、興味深い。まぁ漫画だから、明らかな誇張表現とかもあるけれど…。平成20(2008)年に小学館クリエイティブから発行された『原色日本行楽図鑑』という単行本に収められています。

 

…前置きが長くなった。いざ、兼六園へ!

金沢城と兼六園をつなぐ石川橋。ここを渡るとすぐです。

金沢城(後編)1

 

行くぞ!

金沢城(後編)2

 

 

幽玄な世界が眼前に展開されます。雪空というもあり、街のど真ん中とはとても思えません。

金沢城(後編)3

 

息が止まりそうな光景の数々。

金沢城(後編)4

 

アポロチョコみたいな三角形が見えますね。これは、北陸地方の冬の風物詩雪吊(ゆきつ)り」。雪の重みで樹木の枝が折れないようにするための工夫ですが、見た目にも美しい!

金沢城(後編)5

 

もともと兼六園とは、加賀百万石の藩主・前田家が何代にも渡って造園した庭園です。いわゆる、大名庭園。総面積は114,435.65平米と、めちゃくちゃ広大です。文化財保護法により、特別名勝に指定されています。

金沢城や兼六園の南西一帯は、美術館や博物館が集まっている文化的なエリア。

こちらは、石川県立美術館。金沢および石川県が誇る美術工芸品や絵画が展示されてます。陶芸の展示は、マジで見る価値あり。

金沢城(後編)6

金沢城(後編)7

 

 

こちらは、平成16(2004)年に開館した金沢21世紀美術館。現代アート作品が展示されています。レアンドロ=エルリッヒの「スイミングプール」という屋外展示が非常に有名。シュールな作品が多かったけど、なかなか良かった!

金沢城(後編)8

 

奇妙なモニュメント。

金沢城(後編)9

 

 

2日目。今日も、城下町・金沢を満喫します。まずは、「ひがし茶屋町」から見学!

金沢城(後編)10

 

金沢には三か所の茶屋町があり、ひがし茶屋町もその一つ。ここは、文政3(1820)年に出来ました。芸妓(げいぎ)の女性が舞踊や三味線を披露する、粋な大人の遊興地でした

金沢城(後編)11

 

京都の祇園に雰囲気が似ていますね。

金沢城(後編)12

金沢城(後編)13

 

 

 

次の目的地はこちら。「長町(ながまち)武家屋敷跡」です。ここには、上級武士も多く暮らしていました。

金沢城(後編)14

 

ご覧のように、冬になると、雪や寒さから保護するための「こも」が土塀に掛けられます。

金沢城(後編)15

 

いい景観だ…

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金沢城(後編)18

 

内部を見学できる屋敷もあります。質実剛健な武士ライフを追体験しよう!

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雪吊りツリーも素敵。

金沢城(後編)20

 

金沢は、市街地のあちらこちらを用水路が走っています。かつては「生活に不便だから」という理由でフタをしてしまう家も多かったようですが、景観を良くするために、近年はフタを開けるよう街全体で取り組んでいるみたい。水のせせらぎを感じながらのブラブラ歩き。気分がウキウキしてくる。

金沢城(後編)21

 

島根県松江市もそうですが、水のやさしさが感じられる城下町って最高です。

金沢城(後編)22

 

 

ここは、加賀藩初代藩主・前田利家をまつる尾山(おやま)神社。写真は、明治8(1875)年に建てられた神門です。三層目には、ステンドグラスがはめ込まれています。当時の文明開化の世相を反映したんだね。

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夜。ここのステーキ屋さんで、上等のお肉を食しました~。

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ホテルまでの道に迷って、街の真ん中で遭難するかと本気で思った…。余裕ぶっこいて写真なんか撮ってますが、この時はけっこうヤバかったです(-_-;)

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さぁ3日目。ようやく晴れました!素敵な天気だったので、金沢城を再訪します!

金沢城(後編)26

美しすぎて、ドキドキする(^_^)

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お昼過ぎには、金沢駅前から高速バスに乗って帰阪の途に。最後の最後に、JR金沢駅をパシャリ。初日は正面から撮れなかったからね。手前に見えるのは、駅のエントランス・ゲートである「鼓門(つづみもん)」。奥のガラス張り天井の「もてなしドーム」と、絶妙にマッチしています。金沢城(後編)28

豊かな城下町の風情を満喫できた3日間でした!古き良き文化や町並みを、まちぐるみで守り伝えようとしていることが、ひしひしと伝わってきたよ

それに、(寒かったとは言え)雪の中にたたずむ金沢城の雄姿は、筆舌に尽くしがたい美しさでした!金沢城は、今後も建造物の復元や整備を継続していくので、訪れるたびに新たな発見がありそうです(^_^)その日まで、さようなら!金沢城。さようなら!金沢市。

 

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