日本の城巡りブログ〜ぶらりBURARI〜

松山城 遠征(後半)

Pocket

(続き)   →前半はこちら

 

松山市の中心街である大街道(おおかいどう)・銀天街(ぎんてんがい)を歩きます。なかなか魅力的なアーケード商店街ですね。

松山城27

 

アーケードは続くよ。どこまでも。

松山城28

 

こちらは、いよてつ高島屋。四国最大規模の百貨店です。建物に観覧車がくっついているね。大阪梅田のHEP FIVE(ヘップファイブ)に似ている?

松山城29

 

松山は、路面電車の走る街。

松山城30

 

松山城を頭に乗っけたポスト。同じようなのを、彦根城でも見かけたぞ。城下町のトレンドなのか?

松山城31

 

大街道の飲食店でサクッと昼食を済ませたら、午後の観光の旅に出発!

 

萬翠荘(ばんすいそう)松山城のある勝山の南東山麓にある、美しい洋館です。大正11(1922)年に、旧松山藩主の子孫である久松定謨(ひさまつさだこと)が建てました。

「翠」という漢字は「みどり」という意味だそうですが…なるほど、心なしかグリーンがかった鱗瓦の屋根が、背後の木々と絶妙に溶けこんでいますね!それから、よ~く見ると左右非対称なのも、大きな特徴

 

松山城32

 

日本のお城が一番ですが、実は最近、洋館の魅力にも目覚めてきたんですよ(^_^)

う~ん、オシャレだ!

松山城33

 

さぁ続いて、松山城の二之丸を見学だ!

ところで、お城によって、「二之丸」「二ノ丸」「二の丸」…という具合に、表記が違っているよね。

松山城34

 

二之丸は、17世紀の前半に完成しました。高い石垣と櫓に守られた空間に、藩主の日常生活や公務の場であった御殿がありました。17世紀後半に三之丸の御殿が完成すると、藩主はそっちに移り、藩主の子供などが生活するようになったようです。

現在は、発掘調査の成果を踏まえて、二之丸史跡庭園として整備されています。こんな感じに、門や塀も復元されています(^_^)

松山城35

 

いい感じに整えられた庭園。

また、かつて御殿のあった場所は、礎石の跡などを平面表示しているよ。これまでに記事にした、赤穂城一乗谷朝倉遺跡と同じ手法です。

松山城36

 

阿部寛演じる古代ローマ人が出てきそうですが、ここは露天の岩風呂ではありません。井戸なんです。この井戸は、東西18メートル、南北13メートル、深さ9メートル…という巨大なものでした。

松山城37

 

二之丸側から、登山道を歩いて山頂の本丸まで行くことも可能です。

いっちょ行ってみっか。

松山城38

 

…思いのほか、険しい道のりでござった(-_-;)

松山城39

 

…キツイ

松山城40

 

見えてきました!搦手(からめて。裏口のこと)を守る、乾門・乾櫓に到着です。

松山城41

 

よしあきくん、本日二度目のこんにちは。

地元の高校生ボランティアさんに、シャッターを押してもらいます。そうか、今は夏休みなんだね~

松山城42

 

時間は15時半。次なる目的地は、松山市街地から少し離れた場所にある道後(どうご)温泉!いよてつ高島屋の前の停留所から、路面電車に乗って向かいます!

松山城43

 

道後温泉の歴史は非常に古く、今から1400年以上も昔に、聖徳太子が訪れたという伝承がある程です。さすがに、これはちょっと眉唾くさいけど、かなり大昔から名湯として知られていたことと、多くの人に親しまれてきたことは間違いありません。

 

到着しました!道後温泉本館です!なんと趣きのある建物!

松山城44

 

アングルを変えると、だいぶ印象が変わります。こうして見ると、明らかに城郭建築の影響を受けていますね

松山城45

 

道後温泉本館は、明治27(1894)年に建てられました。ちょうど100年後の平成6(1994)年に、温泉施設として初めて、国の重要文化財に指定されました。由緒のある建物です(^_^)

割とよく知られているけれど、平成13(2001)年に公開されたジブリアニメ『千と千尋の神隠し(宮崎駿監督)』の舞台のモチーフの一つにもなりました。なるほど、今にも湯婆婆(ゆばーば)とかが出てきそう。

松山城46

 

道後温泉本館の中は、迷路みたいになっていて、面白い感じ。それから、浴槽が思いのほか小さかったことが驚きでした。湯上り後は浴衣に着替えて、和菓子をいただきます。

外観・内部・サービス…。どれをとっても、まさに明治時代のままのスタイルって感じでした

 

小説『坊っちゃん』の登場人物たちの等身大?人形。いい味が出てます。

松山城47

 

 

『坊っちゃん』は、日本を代表する文豪・夏目漱石(なつめそうせき)が明治39(1906)年に発表した小説です。夏目漱石と言うと、昔の千円札のおじさんですね。最近は、すっかり見なくなりました。この作品は松山が舞台であり、漱石が松山で暮らしていた頃の体験を下敷きにしているようです。道後温泉も登場します。

江戸っ子気質の主人公は、中学教師(現在の制度だと高校にあたります)として、松山にやってきます。かなり破天荒な性格で、痛快な反面、読んでいる側が心配になってくるようなキャラクターしています。現在だと、「暴力教師」としてネットで吊るし上げられて、大炎上しているようなタイプの人物…なのかな?

作品からは、当時の松山の雰囲気が生き生きとした筆致で伝わってきますが…いかんせん、東京育ちの漱石の意識をモロに反映しているのでしょう、地元民を「愚鈍な田舎もん」として描写している節があり、ビミョ~~に引っかかりを覚えます(^_^;) 松山の人達は、複雑な気持ちなんだろうなぁ…。

 

道後温泉商店街を歩きます。アーケード入口のゲートは、道後温泉本館の入口にある唐破風(からはふ)をイメージしたデザインですね。

松山城48

 

家族や職場へのおみやげを買い求めます。

松山城49

 

道後温泉をあとにして、市街地に戻ってきたら、すっかり暗くなっていました。予約をしているホテルにチェックインして、JR松山駅近くの洋食屋で夕食です。パスタが乗っかったチキンカツカレー。ボリューム満点すぎるよ。

松山城50

 

松山城、萬翠荘、道後温泉…。松山の魅力を満喫しました!おかげで、もうクタクタだ…(^_^;) 早々と床につきました。

松山、とにかく面白い街です!近代的な街なのに、レトロな駅舎があったり、路面電車が走っていたり、ほんのちょっと足を伸ばすと温泉街が…。そして何より、街のど真ん中に緑あふれる山があり、その上にお城がある!最高だ!

 

明日は、愛媛県南部の中心地・宇和島に向かい、宇和島城を攻めてきます(^_^)v

 

↓ この記事があなたにとって少しでも役に立っていただけたなら…
~ぶらりBURARI,ぽちぽちPOCHIPOCHI~
ポチッッッッ!!と押していただけると嬉しいです!
にほんブログ村 歴史ブログ 城・宮殿へ
にほんブログ村