日本の城巡りブログ〜ぶらりBURARI〜

宇和島城 遠征

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登城日:2011年8月1日

 

朝。ホテルで朝食を済ませて、9時前にチェックアウトし、JR松山駅を出発します。

JR四国の予讃線(よさんせん)を、南に南に…。青春18きっぷを使った、のんびりした鈍行列車の旅を楽しみましょう。

宇和島城1

12時半に到着!宇和島地方に伝承される妖怪・牛鬼(うしおに)がお出迎え!けっこう迫力あるよ。

宇和島城2

牛と言えば…宇和島は、闘牛で有名です。今回は見学しなかったけど、いつかナマで見てみたい!

宇和島城3

 

 

駅舎は、こんな感じ。駅ビルの中にホテルが入っています。

闘牛」からの連想で、なんとなくスパニッシュな意匠を取り入れているのかな?

宇和島城4

駅周辺の大通りです。植栽が南国チック~。

宇和島城5

 

宇和島市街地には、ベロタク(足こぎ三輪タクシー)が何台か走っています。こんなの初めて見たよ。

イラストは宇和島市のゆるキャラ・もーにちゃん。牛鬼をイメージしているね。キャラデザインは、地元出身の漫画家・イラストレーターのカナヘイさん。かわいらしいLINEスタンプで有名ですね!

宇和島城6

 

さぁ、行きましょう!北東側の登城口から攻めていきます。

正面に見える門は、宇和島藩の家老であった桑折(こおり)氏の屋敷に使われていた長屋門。もともと宇和島城にあった建物ではなく、昭和27(1952)年に現位置に移築されたものです。

宇和島城7

 

宇和島城は、街の真ん中に位置する小高い城山(しろやま)に建てられていました。

現在残っている建物は天守のみですが、かつては山の中腹や山頂付近に、多くの櫓や門がありました

宇和島城8

とても大きな井戸です。

宇和島城9

なかなか険しい道のりです。そして暑い。

宇和島城10

苔むした石垣、鬱蒼と生い茂る樹木、石段…。

ドラクエだか何かのダンジョンを冒険しているような気分

宇和島城11

そろそろ二之丸です。ゴールが見えてきた!

宇和島城12

二の丸からパシャリ!このアングルが、非常に美しい!

宇和島城13

この石垣・階段を通り抜けると、いよいよ本丸。そして天守の登場です。

ここにはかつて、門と櫓がありました。

宇和島城14

 

 

素晴らしい…まさに、伊達十万石の名城

宇和島城15

 

…ここで疑問が一点。「あれ?伊達氏って、東北地方の大名じゃなかったっけ?

そうなんです。江戸時代初期の元和元(1615)年に、独眼竜・伊達政宗(だてまさむね)の長子である伊達秀宗(だてひでむね)が仙台からやって来て、以後その血統が幕末まで宇和島を治めました

そのため、宇和島地方の方言や伝統芸能の中には、東北地方の流れをくむものがあるみたいですよ!調べてみたら面白そう!

 

ちなみに、宇和島城を築城したのは、築城名人として名高い藤堂高虎(とうどうたかとら)。

伊達氏以前に、数年間宇和島を治めていました。高虎が建てた天守は、現在のものよりも戦国時代らしく猛々しいデザインだったようです。

 

現在の天守は、寛文6(1666)年に再建されたものです。戦乱の時代が終わり、江戸幕府も安定してきた頃。以前に紹介した松江城丸岡城と見比べてください。

戦国の世の天守」と「天下太平の世の天守」で、まったく印象が違ってくるね。

現存十二天守の一つで、国の重要文化財にも指定されています。

宇和島城16

装飾に富んだ玄関口。これも、平和な時代の賜物なんだろうな。

宇和島城17

天守最上階から本丸側を望む。空き地のようになっていますが、かつては櫓が林立し、守りを固めていたのです。

宇和島城18

 

ではでは、そろそろ下山しましょう。行きの時とは別のルート、裏口にあたる搦手(からめて)を通って…。

宇和島城19

 

搦手の麓にある、上り立ち門(のぼりたちもん)。薬医門(やくいもん)という建築様式で築かれており、創建時期は戦国時代にまでさかのぼる可能性もあるとか…。とにかく、貴重な文化財なのです

宇和島城20

 

市街地から天守を望む。そんなに大きなお城じゃないから、なかなか街中からは見えないなぁ。

宇和島城21

 

宇和島城から南西にちょっと行った場所に、大名庭園である「天赦園(てんしゃえん)」があります。

幕末に、宇和島藩第7代藩主の伊達宗紀(だてむねただ)が、自身の隠居場所として築きました。

宇和島城22

 

 

金沢城の兼六園彦根城の玄宮園と比べると、規模は小さいけれども、手入れの行き届いた魅力的な庭園です!

宇和島城23

 

心が安らぐぜ。

宇和島城24

この石は、起牛石と名づけられています。見れば見るほど、牛に見えてきてならない。

宇和島城25

 

天赦園の近くに、市立伊達博物館という歴史博物館があったのですが…訪問した日は月曜日で、施設の定例休館日だった…残念賞(^_^;) 写真も撮ってないなぁ。

 

足をどんどん北西に向けて進め…市立歴史資料館に到着。

建物は、明治17(1884)年に建てられた宇和島警察署の旧庁舎です。洋風なオシャレな外観。

ところがどっこい…伊達博物館に引き続き、こちらも定例休館日だったのだよ…残念賞(^_^;)

宇和島城26

 

さらにさらに。足を伸ばします。

JR宇和島駅のすぐ北にある和霊神社(われいじんじゃ)。江戸時代初期に宇和島藩の奉行として活躍した、山家清兵衛(やんべせいべえ)の霊を祀っています。清兵衛は優秀な人物でしたが、藩内の争いに巻き込まれ、政敵に殺害されてしまいました。

 

宇和島城27

須賀川に架かる、たいへん立派な橋です。

宇和島城28

静寂に包まれた境内。無念の想いを残して亡くなった武士の魂よ、どうか安らかに。

宇和島城29

 

17時過ぎ発の電車で宇和島を去り、旅行二日目の宿泊地である大洲(おおず)に向かいます。

三日目は大洲城の見学です!

 

南国的な雰囲気に満ちた、とても面白い街でした!気品に満ちたお城も、素晴らしい!

ただ、今回は…事前のリサーチ不足がたたり、市立伊達博物館も、市立歴史資料館も、見学できず…。ずいぶん無駄に歩いてしまいました(-_-;) 博物館や美術館の開館状況は、キチンと調べておかないといけませんね。よい教訓になったよ(^_^;)

 

前向きに考えよう!次回訪問する時は、もっとたくさん楽しむぞ~!

(大洲城遠征に続く)

 

 

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