日本の城巡りブログ〜ぶらりBURARI〜

淀城 遠征

Pocket

登城日:2016年2月11日

 

今回のお城は、京都府にある淀城。久しぶりの城攻めです!

まずバスに乗って京阪電鉄の枚方駅まで。そこから、淀駅まで向かいます。

僕の住まいは京阪電鉄の沿線ではないため、ほとんど利用する機会がありません。こちらの車両のカラーリング、どこからどう見ても、某メガバンクのイメージカラーそのものです(^_^)

淀城1

11時には、京阪の淀駅に到着!駅周辺は、とてもきれいに整備されています。

それにしても、お天気で良かった。

淀城2

でも、すこし歩けば、昭和の面影が色濃く残る商店街が。こういう風情も悪くない。うん(^_^)

淀城3

 

!?

なんじゃこりゃ?地元の政治家さんの事務所前にて。この人形、頭が大きすぎない?

淀城4

 

少し歩けば、淀城公園に到着です。

「ようこそ ようこそ」とか言われても…

淀城5

こんなところに、天守のミニチュアが。地元の子ども達の手作りかな?野ざらし・雨ざらしのため、少しばかり古くなっていますが…手作りならではの温かみがありますね(^_^)

淀城6

 

ではでは…見学を始める前に、淀城の歴史について語りましょう。

淀城が築かれたのは、17世紀の前半。徳川幕府の二代目将軍・徳川秀忠の命によって築城が開始され、寛永2(1625)年に完成しました。築城の目的は、豊臣氏とつながりのあった西国の大名達にニラミをきかせることです。大阪府高槻市の高槻城や、兵庫県尼崎市の尼崎城も、同じ役割を担っていました

 

かつての淀城は、三重の堀に囲まれ、いくつもの櫓や塀が林立した、堅固な近世城郭でした。加えて、淀川や桂川など「河川」という天然の要害に守られていました

今では、淀城の城地だったところも宅地化の波によって、本丸周辺に石垣と堀がわずかに残るばかり。昔日の面影は、ほとんど残っていませんな…

 

さて、淀城といえば、お城の堀に二箇所の大きな水車が取り付けられていたことで知られていました。なんとなんと、直径が16メートルもあったらしい!

こちらの写真をご覧ください。幕末に発行された瓦版(かわらばん)。瓦版とは、江戸時代に広く読まれた、庶民向けのイラスト入り新聞のことですね。明治新政府軍(薩長軍)と幕府軍とが争った、鳥羽・伏見の戦いを報じた内容ですが、真ん中に淀城が描かれています

淀城7

淀城の部分を拡大。よく見てください。水車がハッキリと描かれていることが分かるよね。お城の石垣に取り付けられた大きな水車は、当時の人にとって、とても印象深かったのでしょう。

※瓦版の写真は、平成22年の秋に高槻市立しろあと歴史館で開催された特別展「幕末 京都をめぐる雄藩と高槻-黒船来航から鳥羽・伏見の戦いまで」の図録から撮影しました(48ページ)。

 

淀城8

ちなみに、近江の戦国大名・浅井長政の長女であり、豊臣秀吉の寵愛を受けた茶々(ちゃちゃ)が、淀城というお城で、秀吉の子どもを産んでいます。それゆえ、淀君(よどぎみ)とか淀殿(よどどの)とか呼ばれているわけですね。

ただし、彼女が住んでいた淀城は、今回とは別の場所にありました

 

 

お待たせしました。

本丸部分は、完全に児童遊園になっています。若いパパが、男の子とキャッチボールをしていました。

淀城9

ものすごく、のどか。

淀城10

 

 

ここは天守台。本丸の南東の角にあります。柵がしてあって、ここには入れなかったんだ。

その昔、ここには白亜の天守がそびえ立っていました。残された絵図を見ると、姫路城に近い外観だったみたい。天守は、江戸時代中期の宝暦6(1756)年に、落雷により焼失。その後、再建されることはありませんでした。

淀城11

ベンチ替わり?に、石が置かれています。

刻印が残っているところを見ると、昔は石垣に使われていたのかな?

淀城12

本丸の外側・南東から見る、天守台の石垣。樹木や街路灯が邪魔で、よく見えないな…

淀城13

本丸の西面と南面には、堀が残っています。

淀城14

おやおや、こんなところにも天守のミニチュアがありました。こちらもやっぱり、手作り感あふれる素朴な味わいです。

簡単に触れそうにもない場所に設置しておきながら、「さわらないでください」という注意書き(^_^;)

淀城15

淀城の周囲は私有地が多くて、うまく撮影できるポイントがなかなか見つかりません。遊歩道でも整備してくれれば良いのですが…

淀城16

 

12時前に、淀城本丸の西にあるパン屋さんで昼食。このパン屋さん、値段がとても安い上に、パンの種類がめちゃくちゃ豊富!これは驚いた!

淀城17

正午には、京阪電鉄の淀駅を出発。帰宅にはまだ早いので、樟葉駅で下車して、大型商業施設「KUZUHA MALL(くずはモール)」に寄りました。

淀城18

家から割と近くなのに、実は行ったことがなかったのです。とても広くて、たくさんのお店が入っていました!

のんびりとショッピング…といきたいところですが…お金が無ぇ(>_<)

淀城19

 

14時には、樟葉駅を出発して帰途につきます。地元には、15時前には到着しました。

 

さて、今回訪問した淀城…「史跡公園」としては整備がイマイチな感じでしたねぇ…。お城の歴史を解説する看板も老朽化していたし、中は完全にどこにでもある児童遊園だったし、公園のリーフレットも作成していないようだったし…歴史の息吹を感じとりにくかったのは、残念でした。手作り天守は、良かったけどね(^_^)

公園を整備するための予算も不十分なんでしょうが…もう少し頑張ってほしいところです。とても無責任な意見ですが、かつてお城に取り付けられていた水車を復元すれば、大きな話題になるかも!?

 

ともあれ、久々のお城訪問。あちこちブラブラできて、有意義な休日となりました(^_^)

 

↓ この記事があなたにとって少しでも役に立っていただけたなら…
~ぶらりBURARI,ぽちぽちPOCHIPOCHI~
ポチッッッッ!!と押していただけると嬉しいです!
にほんブログ村 歴史ブログ 城・宮殿へ
にほんブログ村

One thought on “淀城 遠征

  1. とりあたま

    こんばんは。せっかくなのでコメントをば。
    淀君の城とは違うのですね!とても勉強になりますいい記事!
    環境の整備、老朽対策はこのご時世、厳しい問題ですね。ある程度の取捨選択が必要かも知れませんが、せっかく残ってる城跡は残していきたいですね。