日本の城巡りブログ〜ぶらりBURARI〜

大洲城 遠征(後編)

Pocket

 

(続き)

いよいよ、お城訪問!

近くのカフェでスウィーツを食べて、腹ごしらえです!

大洲城22

 

訪問前に、大洲城の歴史について説明します。

 

鎌倉時代の末に、この地に地蔵ヶ岳(じぞうがたけ)城が築かれました。

今日、我々がイメージする、近世城郭としての姿は、16世紀末の小早川隆景(こばやかわ たかかげ)の造営に始まります。

その後、戸田勝隆(とだ かつたか)藤堂高虎(とうどう たかとら)脇坂安治(わきざか やすはる)の治世を経て、徐々に整備が進んでいきます。

徳川の時代になった元和3(1617)年、加藤氏が入城します。この頃には、お城の姿は完成していたと考えられています。以後、幕末まで加藤氏が大洲の地を治めました。

 

肱川のほとりの小高い丘に天守のある本丸が、丘の中腹に御殿などのある二の丸が、それぞれありました。本丸と二の丸の南には、重臣たちが暮らした三の丸がありました。

 

 

では、さっそく見ていきましょう。

まずはこちら。下台所。かつて二の丸があった場所に、現存します。「台所」とは言うものの、食料庫としての役割を果たしていたみたい。残念ながら、内部は非公開でした。

大洲城23

 

見えてきたぞ、天守!うっひょい!

大洲城の天守は、平成16(2004)年に完成した、現在日本で一番新しい復元天守なのです。

もともとあった天守は、明治21(1888)年に取り壊してしまいましたが、市民の熱い想いにより、およそ120年の時を経て、甦ったのです!

復元にあたっては、明治時代に撮影された鮮明な古写真と、江戸時代に作製された精巧なミニチュア模型が、大いに役立ったとか

大洲城24

 

別角度から。グググッと見上げます。

大洲城25

 

 

この角度も、いいぞ!

大洲城26

 

こちらは、本丸の中に唯一残る井戸です。とても大きい。

なんと言っても、お城は軍事施設。いざ籠城戦!…となったときのためにも、水の確保は大切なのです。

大洲城27

 

いよいよ入るよ!

天守の右手前の建物は台所櫓(だいどころやぐら)、左奥の建物は高欄櫓(こうらんやぐら)。この二つの櫓は江戸時代から残っていて、一階部の渡り廊下で天守と連絡しています。

大洲城28

 

お城の内部は、それはそれは、すごい迫力!

木造天守ならではの、ダイナミックな木組み!これぞ、日本の伝統建築の真骨頂!

リーフレットによると、宮大工さん達と地元の大工さん達が、力と心を合わせて、江戸時代の匠の技を再現した結果なのです!

内部の写真の公開は控えておきます。この大迫力はぜひ、実物を見て体感してください(^_^)

 

 

天守から高欄櫓を望みます。

大洲城29

 

市街地を見下ろします。大きな建物がほとんど見られず、遠くまで見通せます。

左手前には、下台所と市民会館が見えます。

大洲城30

 

天守を出て、少し歩きます。

大洲城の遺構は、本丸の建築群以外にも、残っているのです。

 

まずはこちら。

二の丸の東端、肱川沿いに現存する苧綿(おわた)櫓。昭和時代の解体工事の際に、洪水に備えて、石垣の高さをかさ上げしたそうです。

大洲城31

 

肱川…。とても美しく澄み渡った河川だなぁ。

大洲城32

 

そうそう。大洲の中心市街地は肱川沿いに広がっているため、洪水対策に堤防が築かれているんですが、これがなんと、「石垣」に「下見板張りのついた土塀」という意匠で、実に良い雰囲気なんですよ!

大洲城33

 

街づくりへのこだわり。本当に、素晴らしい。

大洲城34

 

さて、今度は南に行き…

こちらの建物は、三の丸南隅櫓現存する大洲城最古の遺構です。

かつての三の丸は、外堀と石垣に守られたエリアに重臣達が屋敷を構えていた、いわば江戸時代の高級住宅街。現在では宅地開発が進み、裁判所や高校なども建っています。

この櫓は、内部を見学できたよ。

大洲城35

 

こちらは、さらに南に進んだ場所にある龍護山曹渓院(りょうごさん そうけいいん)というお寺。

大洲藩主・加藤家の歴代お殿様が眠っています。

大洲城36

 

境内の様子。

大洲城37

 

…さて。そろそろ帰途につきます。電車で松山市まで戻って、そこから高速バスに乗って帰阪するのです。

JR伊予大洲駅に向かう途中、とおり雨に打たれてしまいました(^_^;)

おみやげやパンフレット類は無事で、良かったです。

 

松山市を出発したのは17時半、大阪に到着したのは23時。疲れた…。

たいへん中身の濃い、お城めぐり三昧の3日間でした(^_^)

 

松山宇和島大洲…それぞれの街にそれぞれの特徴・魅力があり、大いに満喫できました!とは言え、下調べ不足で、十分に見学できなかった場所も少なくありません。いつか必ず、再訪するぞっ(^0^)/

大洲城38

 

↓ この記事があなたにとって少しでも役に立っていただけたなら…
~ぶらりBURARI,ぽちぽちPOCHIPOCHI~
ポチッッッッ!!と押していただけると嬉しいです!
にほんブログ村 歴史ブログ 城・宮殿へ
にほんブログ村