日本の城巡りブログ〜ぶらりBURARI〜

【番外編】ハビエル城 遠征

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登城日:2016年2月27日

 

 

今回は、とても変わったお城を紹介します。

どれくらい変わっているかと言うと…以前に紹介した<ホグワーツ城>に匹敵するほどです!乞うご期待。

 

2月27日(土)と28日(日)。三重県まで、1泊2日の家族旅行に出かけます。

1日目に向かうは、三重県志摩市にあるハビエル城とその城下町です。

早朝まだ暗いうちから自動車を出したので、9時前には目的地に到着しました。

春休み前と言うこともあり、思ったより空いているようです。

 

 

さぁ、参りましょう!

城下町を守る大手門です。

アーチ構造で石造り。これは、ホグワーツ城で見た、城下町の大手門と共通点しています。

ハビエル城1

 

とても日本の城下町とは思えない町並みが広がります。

以前、<篠山城の記事で、白壁の建物が並ぶ商家群の様子を紹介しましたが、そことも明らかに印象が違う…。同じ白壁なのに。

ハビエル城2

 

壁にかけられた鉢植え。

ハビエル城3

 

情緒あふれる石畳。この地の大名が、城下町の整備に力を入れていたことがうかがえます。

ハビエル城4

 

さぁ、天守が見えて参りました。

なるほど、シルエットからして、これまでに見てきた多くのお城とは、かなり趣きが異なりますね。

また、写真左手に見える石垣に注目してください。ほかのお城では見たことがない、とても珍しい積み方をしています。どうやら、加工した石を使っていることは間違いないようですが…。

ハビエル城5

 

どんどん近づいてまいりました(^_^)

このハビエル城と城下町は、イスパニア(スペイン)から伝わった文化の影響を大きく受けていると聞いています。イスパニアと日本は、16世紀半ばから約100年、交易を行っていました。いわゆる「南蛮貿易」

道理で、ほかのお城には見られない特徴が多いわけですね。

ハビエル城6

 

この門を抜けると、天守がそびえる本丸です。

やはり珍しい形状ですが、攻めてきた敵を迎え討つための櫓を門の上に備えた、櫓門(やぐらもん)の一種と思われます。

ハビエル城7

 

本丸側から、櫓門を眺める。後ろはガラ空きです。

ハビエル城8

 

天守を見上げます。う~む、非常に守りが堅そう。

ハビエル城9

 

天守内部は博物館になっており、イスパニアの歴史や文化を学べます

内部を博物館として活用しているお城は数多くありますが、そのほとんどが、戦国時代の武具甲冑や、江戸時代の人々の暮らしを紹介する展示内容です。このハビエル城の展示内容・展示方針は非常に珍しく、全国的に見ても例がなく、非常に珍しいケースと言えるでしょう。

ハビエル城10

 

この展示は、イスパニアで、祭礼の時に使われる巨大な人形。「ヒガンテス」と呼ばれます。

後ろに見える階段と比較したら一目瞭然ですが、とにかくデカイ!もはや『進撃の巨人』です(^_^;)

なお、日本でも、青森県各地で行われる「ねぶた祭り」において、武者をかたどった巨大な人形が使われていますね。東西文化の共通点です

ハビエル城11

 

ハビエル城は平成6(1994)年に再建された新しいお城ですが、かつての城内の様子を再現した部屋もありました。

ハビエル城12

 

なるほど。往年のハビエル城主は、机や椅子を使っていたのか。部屋には畳も敷かれていません。

ヨーロッパの文物が数多く流入した時代ですが、それにしても、ここまで浸透していたとは驚きです。テレビや映画の時代劇なんかでは、織田信長豊臣秀吉が椅子に座っている場面を見かけることがありますが、それにしても…。

ハビエル城13

 

さて、このハビエル城ですが、中学校や高校の歴史の教科書でもおなじみの、

キリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルが生まれたお城なのです

 

ザビエルは、1506年にハビエル城で生まれました。フランスのパリ大学に在学中に、聖職者としての道を志します。そして、アジアへのキリスト教伝道の旅に赴き、1542年にインドのゴアに到着、インド各地で布教活動を行います

その後、1547年にマレーシアのマラッカで、ヤジロウという名の日本人と運命的な出会いを遂げ、1549年に来日。日本にキリスト教を伝えます。それから日本を去るまでの2年間、西日本各地で精力的に布教活動を行いました

…あれ、おかしいな。ここ日本にあるハビエル城で生まれたザビエルが、宣教師として日本を訪れ、キリスト教を伝えた…?

まぁ、深く考えないようにしましょう(^_^;)

 

 

そろそろお昼ごはん時。ひとまず、お城を出ましょう。

 

なんと、この日は祭りが催されていたようで、山車(だし)が城下の周辺を練り歩いていました!

この山車行列、京都の「祇園祭」や大阪府岸和田市の「だんじり祭」で見られる山車とは全く趣きが異なり、ものすごい異国情緒が漂っています

ハビエル城14

 

はるか戦国時代に、南蛮貿易を通して、イスパニアからもたらされた文化や習俗が、こうして祭礼の中に息づいているのかも知れませんね。

ハビエル城15

 

この地域のゆるキャラ「ドンキくん」

ゆるキャラと言えば、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」や、熊本県熊本市の「くまモン」が有名ですが、ちゃんとここにもいるのです。キャラクターグッズのおみやげも、たくさん売っていたよ。

ハビエル城16

 

城下町の周辺には、様々な遊興施設が見られます。せっかくだから、遊びまくろう!

ハビエル城17

 

夕刻まで、たっぷり城下町を見学し、宿泊地のホテルに向かいます。

ホテルの部屋の窓からの伊勢湾の眺望は、最高でしたよ(^_^)

ハビエル城18

 

2日目は、三重県鳥羽市の鳥羽水族館を見学。お魚が、たくさん泳いでいたよ。

ハビエル城19

 

アシカショー。アシカくん、なかなか芸達者で楽しめました(^_^)

ハビエル城20

 

12時頃には水族館を出発し、帰宅の途につきます。

交代とは言え、やはり高速道路の運転はしんどい…(^_^;)

 

 

今回のお城の旅は、いかがだったでしょうか?

なかなか、ほかでは見られない、ユニークで南蛮文化情緒あふれるハビエル城

 

…という訳で。

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」ほど混雑しておらず、家族でのんびり楽しめるテーマパーク。

おいでませ、「志摩スペイン村 パルケ・エスパーニャ」へ!(あ、言っちゃった)

 

 

 

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